「ビジネスを伝えたいけれど、誘う人がもういません…。」
「スマホのアドレス帳を見ても、連絡できる友達が10人くらいしかいない。」
ネットワークビジネスを始めて最初にぶつかる壁、それが「リスト枯渇問題」です。
多くの人が、「リストアップをしましょう」と言われると、仲の良い数人の友人の顔だけを思い浮かべ、「私には人脈がない」と絶望してしまいます。
しかし、断言します。
あなたが「誘う人がいない」と感じるのは、人脈がないからではありません。
「リスト」という言葉の定義を勘違いしているだけなのです。
トップリーダーたちは、決して特別な人脈を持っていたわけではありません。
彼らは、記憶の底から知人を掘り起こす「技術」と、見知らぬ人をリストに変える「仕組み」を持っていたからこそ、無限にアプローチを続けることができたのです。
この記事では、あなたのスマホの中にある埋蔵金を掘り起こし、さらに尽きることのない「無限リスト」を作るための具体的なメソッドを伝授します。
この記事でわかること
- 【定義】リストは「勧誘する人」ではない。「知っている人全員」を書き出す資産の棚卸し術
- 【発掘】記憶の底から数百人を芋づる式に思い出す「マインドマップ連想ゲーム」のやり方
- 【無限】リアル人脈が尽きた後が本番!SNSとWebを使って「向こうから手を挙げさせる」集客法
なぜ、あなたのリストはすぐに尽きてしまうのか?「人脈」の定義ミス

まず、リストアップに対するメンタルブロックを外しましょう。
あなたのリストが10人や20人で止まってしまうのは、「声をかけられそうな人(見込み客)」だけを書こうとしているからです。
「仲の良い友達」だけ書こうとしていないか?リストは「知っている人全員」である
「あいつは忙しそうだから…」「あの子はお金がなさそうだから…」。
書く前から、あなたの勝手な思い込みで相手を「選別(ジャッジ)」していませんか?
リストアップの段階では、ジャッジは一切不要です。
ビジネスに興味があるかどうかは、相手が決めることであり、あなたが決めることではありません。
- 名前を知っている
- 顔を知っている
- 一度でも話したことがある
これら全ての人がリストの対象です。
好きか嫌いか、仲が良いか悪いかも関係ありません。
まずは「脳内のデータベースを全て紙に書き出すこと」だけに集中してください。
リストアップは「勧誘リスト」ではない。「棚卸し(資産確認)」である
リストに名前を書いたからといって、必ず勧誘しなければならないわけではありません。
リストアップとは、あなたがこれまでの人生で築いてきた「人間関係の資産」を確認する「棚卸し作業」です。
「そういえば、こんな人もいたな」と思い出すこと。
それがきっかけで、「あ、この人の知り合いに美容に詳しい人がいたかも」と、次のつながりが見えてくるのです。
リストは「書く」ことで初めて、活用可能な「資産」に変わります。
ここに注意!
頭の中だけで考えていると、脳は「最近会った人(短期記憶)」しか検索してくれません。
必ず手書きで紙に書き出すことで、脳の奥底にある長期記憶が刺激され、忘れていた友人の顔が蘇ってきます。
【体験談】選り好みして「誘う人がいない」と嘆いたUさんの停滞

ここで、勝手な判断でリストを狭め、自ら可能性を閉ざしてしまったUさんの失敗事例を紹介します。
「あいつは無理」と決めつけ、チャンスを逃した男
Uさんは、リストアップをする際に「このビジネスができそうな人」だけを選んで書きました。
結果、リストには数名の親友と、仕事のできる同僚の、合計15人しか並びませんでした。
彼はその15人にアタックしましたが、全滅。
「もう誘う人がいない。俺には人脈がないんだ」と落ち込んでいました。
しかし数ヶ月後、セミナー会場でUさんは驚愕しました。
なんと、彼が「あいつはオタクだし、ビジネスなんて興味ないだろう」とリストから除外していた高校時代の同級生S君が、別のグループで表彰されていたのです。
「えっ、S? なんで?」
S君は実は将来に不安を抱えており、副業を探していたのでした。
「U、お前もやってたのかよ! 知ってたらお前から聞いたのに!」
Uさんは、自分の勝手な思い込みで、将来のトップリーダーになる可能性があった友人を、みすみす他人に奪われてしまったのです。
記憶の底から数百人を掘り起こす!「マインドマップ連想ゲーム」

では、どうすれば100人、200人というリストを作れるのでしょうか。
スマホのアドレス帳だけでは足りません。
効果的なのが、「マインドマップ連想ゲーム」です。
同級生、美容師、コンビニ店員…。「つながり」から芋づる式に思い出す方法
紙の真ん中に「自分」と書き、そこから放射状にカテゴリーを広げてください。
- 学校:小学校、中学校、高校、大学、専門学校…
- 職場:今の会社、前の会社、アルバイト先、取引先…
- 趣味:サークル、習い事、ジム、行きつけの店…
- その他:美容師、保険の担当者、親戚、近所の人…
そして、各カテゴリーから具体的な名前を連想していきます。
「高校のテニス部…部長はA君、副部長はB君、マネージャーはCさん…」
「Cさんと仲良かったのはDさん…」
このように、「場所」と「つながり」をヒントに芋づる式に思い出していくと、驚くほど多くの名前が出てきます。
卒アルや年賀状を見返すのも効果的です。
スマホの連絡先は氷山の一角。卒業アルバムと年賀状が宝の山
連絡先を知らなくても、名前さえ思い出せればOKです。
今はFacebookやInstagramがあります。
名前で検索すれば、意外と簡単に再会できます。
「懐かしい!元気?」とメッセージを送るだけで、途切れていた縁は再びつながります。
リストアップとは、過去の自分と再会する旅でもあるのです。
リアル人脈が尽きた後が本番。「コールドマーケット(見知らぬ人)」への移行

どんなに顔が広い人でも、知人のリスト(ホットマーケット)には限りがあります。
ビジネスを大きく拡大するためには、見知らぬ人(コールドマーケット)へのアプローチが不可欠です。
街で出会う全ての人が見込み客。「3mの法則(半径3m以内の人と話す)」とは
トップセールスマンが実践しているのが「3mの法則」です。
「半径3メートル以内に近づいた人とは、縁があると思って話しかける」というルールです。
- カフェの店員さんに「素敵な笑顔ですね」と声をかける
- 電車で隣に座った人に「その本、面白いですか?」と聞く
ナンパだと思ってください。
いきなりビジネスの話はしません。
ただ「会話」を楽しみ、気が合えば連絡先を交換する。
これを日常的に行えば、リストは毎日増え続けます。
世界中に、あなたの知らない人は70億人以上います。
リストが尽きるなんてことは、物理的にあり得ないのです。
趣味のコミュニティや習い事に顔を出し、自然な形で人間関係を作る
知らない人に話しかけるのが苦手な人は、社会人サークルや習い事に参加しましょう。
「共通の趣味」があれば、会話は弾みます。
ビジネス目的ではなく、純粋に仲間作りを楽しむ中で、自然と信頼関係が生まれ、結果的にビジネスに繋がることも多々あります。
Webを使えばリストは「無限」になる。向こうから手を挙げさせる仕組み

さらに効率的に、自動的にリストを増やし続けたいなら、Web集客が最強です。
Webを使えば、あなたが寝ている間も、日本中(世界中)から見込み客を集め続けることができます。
SNSは「名刺配り」の場ではない。「価値提供」でファンを集める場
SNSでいきなり「稼げます!」とDMを送りつけるのは、スパム行為です。
SNSは、あなたの「ファン」を作る場所です。
健康、美容、副業マインドなど、役立つ情報を発信し続けることで、「この人の話をもっと聞きたい」というフォロワーが集まります。
彼らは、あなたから勧誘されるのを待っている「超ホットなリスト」になります。
ブログを「自動集客装置」に変え、寝ている間にリストを増やす
ブログ記事は、Web上の資産です。
一度書けば、24時間365日、検索エンジンから悩みを持った人を集め続けてくれます。
もしあなたが、「自分から声をかけるのは苦手だ」「向こうから『話を聞かせて』と言われたい」と願うなら、継続報酬型WEBビジネスの仕組みを構築することを強く推奨します。
ここでは、ブログやSNSを使って「興味のある人だけ」を自動的にリスト化する(メールマガジンやLINE公式アカウントに登録させる)ノウハウが体系化されています。
これさえあれば、あなたは一生「集客の悩み」から解放されます。
【体験談】人脈ゼロで地方に引っ越したが、SNSとブログで月30人の新規リストを獲得したVさんの手法

リアルな人脈がなくても、Webの力で「無限リスト」を手に入れたVさんの成功事例を紹介します。
転勤族の妻が、自宅にいながら全国に組織を作った方法
Vさんは夫の転勤で、知り合いが一人もいない地方の田舎町に引っ越しました。
「ここでは誰も誘えない…」
しかし、彼女は諦めませんでした。
「リアルがダメなら、ネットがあるじゃない」
彼女はInstagramとブログを開設し、自身の「健康的なライフスタイル」や「在宅ワークの知恵」を発信し始めました。
最初は反応がありませんでしたが、毎日コツコツ発信し続けるうちに、同じ悩みを持つ主婦層からコメントがつくようになりました。
「Vさんのようになりたいです!」「詳しく教えてください!」
彼女は興味を持った人をLINE公式アカウントに誘導し、そこで信頼関係を構築してからビジネスを案内しました。
その結果、一度も対面で会うことなく、毎月30人以上の新規リストが自動的に増え続け、オンラインだけで巨大な組織を作り上げました。
「ネットを使えば、住んでいる場所なんて関係ない。世界中が私の商圏です」と彼女は語ります。
今日からリストが増え続ける!「人たらし」になるための3つの習慣

リストアップは一度きりの作業ではありません。
日々の生活の中で、呼吸をするようにリストを増やし続けることが重要です。
1. 【連絡先交換】「また会いたい」と思わせる第一印象とLINE交換の口実
出会った人とその場で終わらせないために、必ず連絡先を交換しましょう。
「もっとお話聞きたいです!」「さっき言ってたお店のURL送りますね!」
自然な口実でLINEを交換します。
笑顔と「聞き上手」であること。
これが「また会いたい」と思わせる最大の武器です。
2. 【マメさ】ビジネスの話はせず、誕生日のメッセージや「いいね」で接点を保つ
交換していきなり勧誘してはいけません。
まずは信頼関係(ラポール)を築くことです。
SNSで「いいね」を押したり、誕生日に「おめでとう」とメッセージを送る。
この「薄く長くつながり続ける」マメさが、いざという時のアポイント率を劇的に高めます。
3. 【更新】リストは生もの。毎日1人追加し、メンテナンスし続ける
リストは放っておくと鮮度が落ちます。
常に新しい名前を追加し、状況が変わった人(転職した、結婚した等)の情報を更新してください。
「1日1人、新しい人とつながる」。
この小さな習慣が、1年後には365人の資産になります。
まとめ:リストの数は、あなたが社会と関わった「足跡」である

「リストがない」というのは、「私はこれまで誰とも関わらずに生きてきました」と言っているのと同じです。
しかし、そんなことはないはずです。
あなたは多くの人に助けられ、関わりながら生きてきたはずです。
リストアップとは、そんなお世話になった人たちを思い出し、「感謝」する作業でもあります。
そして、これから出会う未来のパートナーにワクワクする作業です。




