「今月も新規を5人出したのに、先月入った5人が辞めてしまった…。」
「自分の直紹介(フロント)は増えているのに、組織全体の人数が全く増えない。」
「私がリクルートを止めたら、この組織は終わってしまうのではないか?」
あなたは今、このような「自転車操業」の不安に駆られていませんか?
多くのリーダーが勘違いしています。
「組織を大きくするには、自分が頑張ってたくさんの人を勧誘しなければならない」と。
しかし、それは大きな間違いです。
あなたが必死に「横(幅)」に広げているうちは、それはただの「足し算」であり、いつまで経っても労働収入から抜け出せません。
真の権利収入(不労所得)を作る鍵は、「横(Width)」ではなく「縦(Depth)」にあります。
組織を地下深くまで掘り下げ、誰にも倒せない強固な根(タップルート)を張ること。
これこそが、あなたが寝ていても収入が入り続ける「資産」を作る唯一の方法です。
この記事では、トップリーダーだけが知っている「深掘り(タップルート)」の極意と、組織を下から燃え上がらせる「ファイアー・アップ」の戦略について徹底解説します。
この記事でわかること
- 【戦略論】なぜ「直紹介」よりも「孫の紹介」の方が価値が高いのか?幅と深さがもたらす収入の質の差
- 【組織心理】「火は下から燃える」。末端を動かすことで、上のメンバー全員を自動的に走らせるファイアー・アップの原理
- 【実践術】地下深くの「金の船」を見つけ出し、サンドイッチで挟み撃ちにして育成する3ステップ
なぜ、トップリーダーは「直紹介」よりも「孫の紹介」を喜ぶのか?

ネットワークビジネスには、組織の形に関する重要な法則があります。
それは、「幅(Width)は収入の大きさを作り、深さ(Depth)は収入の安定を作る」という法則です。
幅(Width)は「見栄(収入)」を作り、深さ(Depth)は「安心(安定)」を作る
自分の直紹介(1段目)を増やすことを「幅を広げる」と言います。
確かに、直紹介が増えれば、一時的なボーナスや収入は増えます。
しかし、1段目の人たちは、あなたとの関係だけで繋がっているため、あなたがフォローを辞めた瞬間に辞めてしまいます。
一方、紹介者の紹介者(2段目、3段目…)へと伸びていくことを「深さを掘る」と言います。
縦に伸びた組織は、人間関係が複雑に絡み合い、簡単に辞めることができません。
また、下から突き上げられることで、上のメンバーも辞められなくなります。
トップリーダーが直紹介よりも「孫(2段目)」や「ひ孫(3段目)」の誕生を喜ぶのは、それが「組織が安定期に入ったサイン」だからです。
目先の数万円(直紹介ボーナス)よりも、将来の永続的な数十万円(権利収入)を選んでいるのです。
巨木は根っこから倒れない。組織を「不動産」に変える唯一の方法
木を想像してください。
枝葉(横)ばかり茂って、根(縦)が浅い木は、強風が吹けばすぐに倒れます。
しかし、地中深くまで太い根(タップルート)が伸びている木は、どんな嵐が来てもビクともしません。
あなたの組織は今、どちらでしょうか?
もし「自分がリクルートし続けなければ維持できない」なら、それは根のない木です。
誰か一人が辞めても、その下に10人、20人と組織が続いていれば、その系列からの収入は止まりません。
組織を「不動産」のような安定資産に変えるには、「深さ」が必要不可欠なのです。
【体験談】100人の直紹介を出して自滅した「ショットガン」Kさんの失敗

ここで、「数撃ちゃ当たる」と横に広げることだけに全力を注ぎ、結局何も残らなかったKさんの失敗事例を紹介します。
100人入れて、100人辞めさせた男
Kさんは、営業力に自信がありました。
「俺が一人ずつ口説き落とせばいいんだろ?」と、毎日アポを取りまくり、1年間でなんと100人の直紹介を出しました。
周囲からは「リクルートの神」と呼ばれました。
しかし、Kさんは「獲ること」に夢中で、「育てること(掘ること)」をしませんでした。
「あとはお前らが頑張れよ」と放置された100人は、やり方が分からず、一人また一人と辞めていきました。
Kさんは辞めた穴を埋めるために、さらに新規をリクルートし続けました。
まさに「穴の空いたバケツ」に水を注ぎ続ける作業。
3年後、Kさんが疲れ果ててリクルートを止めた時、組織に残っていたのはゼロでした。
「あれだけ働いたのに、なぜ権利収入にならないんだ…」
Kさんは、自分が作ったのは「組織」ではなく「一時的な売上」に過ぎなかったことに、全てを失ってから気づいたのです。
組織論の鉄則「火は下から燃え上がる(ファイアー・アップ)」

お風呂のお湯を沸かす時、上からドライヤーで温める人はいません。
必ず「下」から火を焚きます。
組織も同じです。
上(リーダー)が熱くなっても組織は温まりませんが、下(末端)が熱くなれば、熱は全体に伝わります。
お尻に火をつける。末端が動けば、その上の全員が自動的に動き出す原理
例えば、あなたが直紹介のAさんを動かしたいとします。
Aさんに「頑張れ!動け!」とお尻を叩いても、Aさんは嫌がるだけです。
そうではなく、Aさんの紹介でBさんを出し、Bさんの紹介でCさんを出すのです。
そして、あなたがCさんを全力でサポートして成果を出させたらどうなるでしょうか?
Bさんは「やばい、Cさんがやる気だ!僕もやらなきゃ」と焦ります。
Aさんも「下からポイントが上がってきた!これはチャンスだ!」と重い腰を上げます。
これを「ファイアー・アップ(下から燃え上がらせる)」と言います。
一人の新人が入ることで、その上の系列全員に「失う恐怖(もったいない精神)」というスイッチが入るのです。
中間のメンバーが辞めてもビクともしない「アンカー(錨)」を下ろせ
組織を深掘りしていくと、ある地点で「ものすごくやる気のあるリーダー(金の船)」が見つかることがあります。
例えば、5段目のEさんがその人だったとします。
あなたがEさんと直接繋がり、Eさんを自立させることができれば、その間のA・B・C・Dさんがもし辞めてしまったとしても、Eさんの組織からの売上は永久にあなたに入り続けます。
これを「アンカー(錨)を下ろす」と言います。
地下深くにアンカーを下ろせば下ろすほど、あなたの組織は嵐に負けない不沈艦となるのです。
Webシステムなら「地下10階」の逸材も瞬時に発見できる

しかし、リアルの活動だけで深掘りをするには限界があります。
「孫(2段目)」くらいまでは顔が見えますが、「地下10階(10段目)」のメンバーが誰なのか、何をしているのかなんて把握できません。
対面では見えにくい「孫の孫の孫」の活動状況をデータで可視化する
ここで威力を発揮するのが、Webシステムです。
Web上の組織図(ツリー)を見れば、地下何段目であっても、誰がアクティブに動いているかが一目瞭然です。
「お、この15段目の新人さん、毎日ログインして動画を見てるな」
「この8段目の人、SNSでの発信がうまいな」
データは嘘をつきません。
埋もれている才能を、あなたはレーダーのように探知することができます。
システムで「飛び級」して、直接サポートしに行くデジタル・タップルート
見つけたら、間のアップラインを飛び越えて(もちろん仁義は切った上で)、直接アプローチします。
「初めまして、トップリーダーの〇〇です。あなたの活動素晴らしいですね。何か手伝えることはありませんか?」
雲の上の存在だと思っていたリーダーから連絡が来れば、その新人のモチベーションは爆発します。
もしあなたが、広大な組織の隅々まで目を光らせ、効率的に深掘りをしたいなら、継続報酬型WEBビジネスのような、組織管理機能が充実したシステムを活用すべきです。
Webを使えば、物理的な距離も段数も関係なく、必要な場所にピンポイントで火をつけに行くことができるのです。
【体験談】直紹介は3人だけ。そこから「縦」に掘り続け、1万人の組織を作ったLさんの戦略

Kさんとは対照的に、リクルート能力は低かったものの、「深掘り」に徹することで巨大組織を築いたLさんの成功事例を紹介します。
「私は無能だから、他人の人脈を掘るしかなかった」
Lさんは口下手で人脈もなく、1年間でリクルートできたのは、たったの3人でした。
しかし、Lさんはその3人を決して放置しませんでした。
「私にはもう紹介できる人がいない。だから、あなたの人脈を紹介してほしい。私が全力でサポートするから」
Lさんは、直紹介のAさんと一緒に、Aさんの友人の元へ通いました。
そこからBさんが登録すると、今度はBさんの友人の元へ。
自分ではリクルートせず、ひたすら「紹介の連鎖」を作る手伝い(ABC)に徹しました。
すると、地下7段目から、とてつもなく優秀なリーダーが現れました。
そのリーダーが数千人の組織を作り、その余波でLさんの収入も跳ね上がりました。
「私は3人しか誘っていません。でも、その先にいた1万人の人たちと出会うために、諦めずに掘り続けました」
Lさんは、スコップ一本で金鉱脈を掘り当てたのです。
今日から組織が強くなる!深掘り(タップルート)の3ステップ

では、具体的にどうやって組織を掘り下げていけばいいのか。
明日から実践できる「タップルート構築」の3ステップを伝授します。
1. 【発掘】直紹介者と一緒に、その下のリストを見に行く
直紹介者に「誰か紹介して」と丸投げしてはいけません。
一緒にリストアップをしてください。
「この中で一番仲が良いのは誰?」「この中で一番野心がありそうなのは誰?」
一緒にリストを見て、ターゲットを選定します。
そして、「よし、この人に声をかけよう。私が手伝うから」と背中を押します。
最初のきっかけは、あなたが作るのです。
2. 【ABC】あなたがAさん(先生役)になり、Bさん(紹介者)の顔を立ててCさんを決める
アポが取れたら、ABCの法則を使います。
あなたがAさん(アドバイザー)として、Cさん(新人候補)に説明します。
ここで重要なのは、Cさんを契約させること以上に、Bさん(紹介者)に自信をつけさせることです。
あなたが鮮やかに決める姿を見せることで、Bさんは「自分もこうなりたい」「自分の紹介で人が入った!」と感動し、ビジネスへのコミットメントが高まります。
深掘りとは、Cさんを入れると同時に、Bさんを教育するプロセスでもあります。
3. 【サンドイッチ】上下で挟み撃ちにして、新人を手厚くサポートする
Cさんが登録したら、Bさん任せにしてはいけません。
Bさんもまだ新人だからです。
あなた(親)とBさん(子)で、Cさん(孫)をサンドイッチのように挟んでサポートします。
「Bさん、Cさんにこれ教えてあげてね」とBさんを通じて指示を出すことで、Bさんのリーダーシップも育てます。
この「3世代での育成体制」ができた時、組織の複製(デュプリケーション)は加速し、勝手に深く伸びていくようになります。
まとめ:宝(リーダー)は、表面には落ちていない。深く掘った者だけが手にする

金もダイヤモンドも、地面の表面には落ちていません。
汗水を垂らして、暗い土の中を深く深く掘り進めた先にしかありません。
組織作りも同じです。
あなたの探している「最強のパートナー」は、あなたのスマホの中(直紹介)にはいないかもしれません。
しかし、あなたの友人の、そのまた友人の、そのまた友人の先に、必ずいます。
「もう掘れない」と諦めるか、「あと1センチ」とスコップを振るか。
その差が、ただの労働者で終わるか、偉大なる権利収入者になるかを分けます。
横を見るのはやめて、足元を見てください。
そこには、無限の可能性が埋まっています。




